〈Movie〉Rosemary's Baby.
映画を観るのが好きで、仕事がある日もない日も、とにかく映画をよく観ます。
とはいっても映画通とかそんな大それたことではなく、「あの映画のあのシーンもう一回観たいな」と見返したり、好きな映画を行ったり来たりすることもあり、映画を観る時はいつも誰かの人生や日常を覗いている気持ちになります。
少し前に見た映画で、何気なく観てストーリーも面白かったのと、主人公のメイクやファッション、インテリアまでもがとても魅力的だったので、それについて今日は。
ー ローズマリーの赤ちゃん / Rosemary's Baby 1968 in film.
売れない俳優ガイと妻ローズマリーが、不吉な噂の流れるマンハッタンの古いアパートに引っ越し、待望の子供を授かる。幸せな矢先、親切にも程がある隣人の老夫婦が日常に介入し、何故か少しずつ支配されていく・・・というオカルトホラー映画。(ネタバレしない程度のあらすじにしています)
チャーミングなローズマリーのばさばさまつげ。
髪を切る前のローズマリーは、1960年代のレトロでフェミニンなムードが漂っていて、メイクもヘアも可愛らしい。
で、途中ばっさりとベリーショートにするのですが、
私が好きなのは髪を切ってからのローズマリー。
彼女の目鼻立ちにとても似合っているし、ストーリー的にマスカラを塗っていないシーンが多いのですが、
そのミニマムなヘアとナチュラルなメイクのバランスがとても好き。
頬に広く入れたオレンジのチークと、オレンジのリップ。
このヘルシーなメイクバランスがたまらなく可愛い。
このメイクを再現するとしたら、
肌は限りなく薄めのカバーで質感はセミマットだからエテュセ フォーオイリースキンでさらっと仕上げて、
アイブロウはマスカラのみでナチュラルに。
マスカラはケイトのクリアブラックを上まつげのみ。
チークとリップは、Celvoke カムフィースティックブラッシュ02をうすーく指で忍ばせるかな。鼻の高いところにも。
キルティングの水色ワンピースを着ている彼女がとくに好きで、シスタージェーンのお洋服にありそう。
家の中だったらこれくらいキュートなお洋服着るのも有り。
越してきた新居も天井が高くてお洒落で、黄色を基調とした明るいインテリアも良き。
そしてこのおせっかいにも程があるお婆ちゃんも、なかなかキッチュなファッションで見応えがあります。
大きく巻いたバンダナにブルーのアイカラー、とびきり濃いチークはなかなかデザイン性がありますね。
私達も相手をひるませるときには、これくらいメイク感無いとですね。
このメイクの再現は、、、割愛します。
ミア・ファローの話し方や仕草もとても可愛いので、ホラーですが何故か癒やされます。
感性が忙しい映画ですが、個人的にはとても好きな映画です。